結婚祝いを贈られたとき、出生祝いを贈られた場合、頂いたままというわけにはいきません。

原則として、すぐに、お礼の手紙を送る、お礼の電話をする、というのは最も基本的なことです。このようなとき、お返しとして品物を贈る場合、その品物が、内祝いです。本来は、祝いを贈られたか否かに関係なく、自分の祝いに親しい人に贈り物をすることをさすとも考えられます。

代表的な例として、結婚祝いのお礼と出産祝いのお礼のマナーを考えてみます。
結婚祝いを贈られた場合には、披露宴に招待し引出物を渡すことが慣習です。
招待しなかった知人から結婚祝いを贈られた場合は、披露宴の１か月後までには品物でお返ししましょう。

披露宴に祝電をもらったときはお礼状は必ず送ります。結婚祝いを贈られたら、礼状は早く出しましょう。同時に令状とは別に品物で返します。結婚祝いを贈られた場合は、その相手との関係や贈られた時期により、失礼のない品物を考えます。
出産の場合は、お祝いを贈られなかった場合でも、親族の祝い事として、親しい人に品物を贈ることがあります。

出産祝いを贈られた場合、まずは礼状を出しておき、生後１ヵ月ころには品物でお返ししましょう。

出産祝いを贈られた場合は、結婚祝いと同様に、その相手との関係や贈られた時期により、失礼のない品物を考えます。